帰国する前日、習主席が上海の会議に来ますから、セキュリティチェックが厳しくなっています。国際線の場合は、4時間前に空港へ着くようにラジオで言ってますよ、と上海の総経理が話してくれました。朝9時ですから5時に空港着ですか。。。いつもは1時間半前で良いですから大変ですね。

ただ、私はフッと不安に思うことがありました。確かに空港のセキュリティチェックが厳しいと時間がかかります。しかし、もし、チェックインがいつも通りの二時間前だったら、早く行く意味が無いじゃん？？と。

でもまぁ、言われたとおりに行きましょう、ということで朝の4時に起きてさっさとホテルのチェックアウトを済ませて空港へ向かいました。
これだけ早い時間ですからタクシーも風のように走り、いつもは50分くらいかかるところを30分で空港に着きました。ちょうど4時間前の5時です。

すると空港の入り口では黒山の人だかりとなっていて、入るのに時間がかかりそうな雰囲気です。早く来て良かったですね！と思ったのですが、何と紙のようなものが付いた棒をさっと荷物に撫でたチェックだけされてあっさりと中へ入ることが出来ました。

で、中国国際航空のチェックインカウンターに行ってみると…係員は誰もいません。業務時間前なのか閉まっています。そうなのです。嫌な予感があたってしまいました。しっかり待つこと2時間、7時になるとおもむろにゾロゾロとダルそうに出てくる係員。こんなので中のチェックが厳しいらしいのに大丈夫なのか？と思いながらもチケットを貰って、総経理と別れて一人セキュリティチェックに行ってみると、ベルトを外せと言われただけでいつも通りのチェック内容でした。

ん～？？？こんなに早く来た意味はどこにあったのか？？？と内心ブツブツ思いながら、朝食を空港で食べましたが…

コーヒーとサンドイッチで70元(約1,140円）。。びっくりする値段でしょ？

写真のCA便で無事に帰国致しました。
ちなみに、帰りの機内食は大きめのカップケーキ（？）が一個と飲み物だけでした。二時間ほどのフライトですから、まぁ機内食は要らないと言えば要らないのですけどね。コストダウンに対する意識は高いようです。