とにかくやるのみ！と毎日音声を聞き、模擬試験と過去問題をする日々が続きました。また、私との勉強だけでなく各個人でも毎日頑張っていたようです。

試験は7月第一週目の日曜日、京都大学で試験は行われました。
学校近くの食堂で昼食にカツカレーを食べ試験に臨みます。

「どうしてカツカレーですか？」
と聞いた二人に、試験に勝つように！という意味ですよ。と説明します。

カツカレーを食べた理由を知って二人とも苦笑いを浮かべています。

付き添いで行った私のほうが落ち着きがなく、試験が終わって二人が出てくるまで学校周辺をウロウロしていました。

午後4時過ぎに試験が終わって出てきた彼らの顔は、あきらかにどんより曇っています。

どうでしたか？と聞くと二人揃って
「ダメですよ。　聴解試験の問題は一度だけ話します。今まで二回ありましたから二回目を待っていたら次が始まりました。問題が二つくらい聞かないうちに終わっていました」

あいやぁ。。。やはり12月に受けておくべきだったですね。
と三人揃ってどんよりした気持ちで帰って行きました。

結果はジャンが90点で合格、リュウは89点で不合格でした。
ジャンが合格したことはとても嬉しいのですが、リュウが不合格でしたから喜び半分の感じです。
12月に試験を受けてい無かったことを余計に後悔しました。