年は変わり平穏な二年目になりますように…と願ったその春に何とも困ったことが起きました。4月のある朝、いつものように実習生たち二人が出勤してきましたが、どうもジャンの様子がいつもと違います。
元気もないし、朝の体操も緩慢な感じです。何かあるなぁと思いながら、夕方仕事が終わって事務所に来たとき、どうしましたか?と聞いてみます。昨日 寝られませんでした、とジャン。
どうして寝られませんでしたか?と聞きましたが、リュウも一緒にいますから、当然の返答で…大丈夫です。としか言いません。
私
「お昼ごはんは食べましたか?」
ジャン
「食べたくないの感じです」
風邪を引いたような感じにも見受けられないので、あの子とケンカでもしたの??と振ってみたら大当たりだったようで、一時帰国したいとまで言い出しました。その場は何とか言い含めて、ご飯を食べて寝ないとダメですよ、と二人を帰しましたが、あの子の性格だとこれからの生活や仕事に尾を引きそうな感じです。
本当はこういうことに私が関わることはダメなのでしょうが。。。そこはそれ、お節介老爺爺はついつい関わってしまいます。
で、QQ空間に素知らぬふりをして日記を書いてみました。
”信じましょう””雨の後に”と”魔法の言葉”
日記の内容は…ブチ(岩国弁)恥ずかしいので割愛します。
多分、日記をアップすると中国の子からQQにメッセージが来るだろうな、と予想をしての事で、その日の夜に早速メッセージがありました。
まずは落ち着かせてから、三日間ほど二人と交互に話して説得しました。
その後の事は、一期生の最終話でお話いたしますが、めでたしめでたしという事になっています。