今年の1月終わりから日本で半分、中国の大連で半分の生活が始まりました。大連といっても市内ではなく旅順なんですけどね。旅順は市内と違って田舎の雰囲気がずいぶん残っています。奈良で言えば…桜井から吉野の方へ向かっていく付近に住んでいて、工場は完全に吉野の山裾っぽいところにあるような集落に似た雰囲気のところにあります。なので、あまり違和感を感じないのがなんと言いますか…不思議です。
で、2月27日3月10日まで行ってきたときに銀行口座を作りました。半分とはいえ生活するのにいちいち都度日本円を元に交換するのは面倒ですし、なにせ会社の徒歩圏内には銀行がないので、公司的人に両替の度に連れて行ってもらうのは気が引けます。住んでいるところのすぐ近くに農業銀行あり、30分ほど歩いたところに大連銀行がありますので、かろうじて自分で行ける範囲かと思いました。
27日に到着して公安に境外人員住宿登記表の登録に行ってから、ジャンに農業銀行と大連銀行に非居住者の外国人でも口座を作ることができるか問い合わせてもらいました。
余談ですが、境外人員住宿登記表の登録で公安に行ったら、承認印の管理者が会議中らしく3時間ほど待たされました。。。中国らしいといえば中国らしいのですが、銀行が閉まる時間が迫ってきて焦りました。
農業銀行と大連銀行への問い合わせ結果ですが、
農業銀行 外国人は口座を作ることは不可
大連銀行 外国人の場合は査証が有ること、
住居が確保されていることとマイナンバーの申告
及び中国の電話番号があることで口座作成可能
とのことでした。いわゆる旅行者では口座の作成が出来なくなっているのかもしれませんね。幸い就労許可申請をするために訪中することを考えて90日滞在できるMビザを取得していましたし、住居も確保していて中国での携帯電話番号もあります。マイナンバーに関しては、会社登記の際や中国銀行で会社の口座を作るときに書いてますのですでに覚えていました。
大連銀行での口座作成では、名前は英文名のものを登録しなければなりませんでした。サインも英文名のもので行います。
出来上がって、係員の話を聞いていると利用にあたって制限があるようです。
・大連銀行のATMからしか入金できない
・微信で登録して使う場合、カードから微信にお金を移動させることは
できるが、微信からカード(口座)にお金を入金することはできない
とまぁこんな制限がありました。