上海に移動した翌日の昼ごはんの時、ジャンが蚕の料理を食べたいです、と言い出しました。
フーシェンの家へ家庭訪問に行った時、途中のお店でお昼ごはんを食べたのですが、その時に食材として蚕が置かれてあったんです。その時も食べたそうにしていたんですが、私が拒否しちゃったんですよね。
で、”明日から日本に出張です。しばらく中国の料理が食べられません。蚕の料理おいしいです。食べたいですねぇ。部長も食べましょう”と言うんですよ。
もうね、どうにでもなれって感じで ”良いよ!”と言ったらジャンの顔がパァァァと明るくなるんです。初めて泊まったホテルですから二人とも地理がよくわからないのですが、ジャンがさくっと東北料理の店を探し出しました。しかも歩いて10分位の近さです。こういう時のジャンの検索能力は高くなるんですよね。仕事の時もこれくらい素早く探してくれたらずいぶん助かるんですけど。。。
出てきた料理がこれです。
蚕のサナギ、セロリ、ピーナッツを唐辛子で炒めた感じの料理でした。最初はピーナッツとセロリばかり食べていた私ですが、あまりにもジャンが食べろ食べろというので諦めて食べました。
ちびちび食べると逆に危ないかなと思ったので、思い切って一切れを口に放り込んで食べます。食感は。。。なんというのでしょう。。。唐揚げの衣を食べている感じでサクサクしています。お?結構食べられるじゃんと思って、次々に食べてしまいました。危険な領域に足を踏み入れたようなそんな感じがしたお昼ごはんでした。