のどかな風景を走って鞍山市にあるフーシェンの実家に着きました。自然の風景が好きな私にとっては、美しい風景に心を癒されるとても嬉しいひとときです。
近くの道までお父さんがバイクで出迎えに来て頂いており、そこからしばらく舗装されていない地道を走ってようやく到着しました。
家に着くと早速中へ案内していただき、ご挨拶を済ませて写真を見てもらいながら、入国から最近までの様子を話しました。
家庭訪問は、ご両親に安心していいただくことが第一の目的ですので、どのような写真を見せて話をするか事前に考えておく必要があります。フーシェンとウェンジュンは料理が苦手だと聞いてましたので、写真は食事の風景なども入れるようにしておきました。
最近の家庭訪問で感じることは、仕事の話よりも普段の生活の様子を中心に話すほうが安心していただけることが多いですね。仕事に関しては、厳しく教えて下さいくらいでサラッと流れていきますが、生活の様子については詳しく聞かれることが多々有ります。
恒例になっています奈良公園の遠足風景では、初めて見る日本の風景に感心しながらも、楽しような様子を見てずいぶんと安心していただけた感じでした。フーシェンのお父さんもお母さんもよく話をされる方で、あれこれと聞いていただけるので私にとってはとても楽な家庭訪問となりました。
ただ、お正月に子どもに会えないのはとても寂しいとおっしゃていたのが印象的でした。ウェンジュンのお母さんも同じことをおっしゃってましたので、親の気持ちはみんな同じだなぁと改めて感じるとともに、家庭訪問に来ることは大切だと思いました。
余談ですが、帰国後にフーシェンと話していて、家庭訪問の話で ”お父さんとお母さんは部長が行って本当に安心しました” と言います。中国には ”白い嘘”と言う言葉があるそうです。日本語に当てはめると ”嘘も方便” という感じでしょうか。本当は違うのだけど相手を安心させるために嘘を言うというような意味らしいです。”自分たちは大丈夫です、楽しいです”と両親に話しても、本当ですか?白い嘘ではありませんか?と心配するようです。
道に小川が流れているのですが橋がありません。また、写真は撮っていませんが、道にそって小川が流れているところがあり、いい雰囲気なのですがゴミがポイポイ捨てられていて残念に思いました。
ドンに写真撮影を任せていたんですが何だか構図が変ですよ。。。
部屋の中では子猫が二匹寝ている最中でした。わらわらと大勢で押しかけてうるさくしてごめんなさいね。
猫と犬が大好きな私にとっては家庭訪問よりもこちらのほうが気になって仕方がなかったです。