パソコンの購入に関しては、一年間購入することを禁止していました。また、携帯電話に関しては、契約期間の問題もありますし、彼らを外部から守るために、日本滞在期間中の所有を禁止しています。
私との連絡は、一台渡してありますし、中国に電話をする時は、私のSkypeアカウントから電話をするように話してあります。
私のSkypeは、月額契約をしているため中国への固定電話、携帯電話に関しては定額の範囲内でじゅうぶん話すことができます。彼らは私とのルールを守ってさえいれば、無料で好きなだけ家族や友だちに電話が出来るようにしてあるわけです。
パソコンの購入を禁止したのは、可能な限り彼らの生活を日本語だけの環境にしたいと思ったのが主な理由です。パソコンがあると、どうしても中国サイトへ繋ぎます。すると、結局日本語を勉強しなくなる、そう思ったのです。
この予感は、二期生で見事に当たりました。
二期生は、一期生からパソコンを貰ったので、毎日それで中国のネットを回ります。結果的に勉強をしなくなり、二人とも日本語能力検定N2どころかN3も合格できないという結果になりました。
このような理由で、パソコンを買うのは一年間待ってください、と話してあったにもかかわらず、7月の大連出張から帰って、最初の研修生の定期監査で、担当者の方を寮へ案内した時に、リュウの部屋にノートパソコンがあるのが見えました。
さて、どうしたもんか?としばし思案します。