三人でテクテク歩き、二月堂には4時半位に着きましたので、出店でみたらし団子を食べてみます。
彼らは、甘い!辛い!がはっきりした食べ物を好むようです。
灯籠近くの最前列で待つことが出来たのですが、土曜日ですから、きっと人が多いと思い、なんだかんだと注意事項を話しておきました。
お水取りが始まる7時近くには、もうぎっしり満員の感じです。人が横から入ってくるので、彼らと私の距離がだんだん離れていきます。 困ったなぁと思いつつも、人が多くてどうにもなりません。 彼らはまだあまり日本語を話せませんので、お水取りどころではない心持ちでした。 お松明が始まると、さらにどんどん横に流されます。
彼らを確認できるものの、押し合い圧し合いで声をかけられないので、彼らの動きだけを目で追ってました。 すると、何本目かのお松明の時、自分の後ろにいた人を前に譲っています。小さいお子さん連れの人などを、身振り手振りで自分の前に行くように勧めていました。
観覧が終わって、一緒に食事をしていた時に、
「お松明を見ている時、知らない人と話をしていたでしょ?何を話していましたか?」
と聞いてみると、
「小さいの子どもが見えません、言いましたから、前 行ってください、言いました」
とのこと。
それはとても良いことをしましたね!と褒めると、照れながら喜ぶ顔の可愛いこと。
肝心のお水取りの感想は、
寒かタデス。
風邪を引かないようにね….