3月中にアップしておきたい記事でしたので、今日は三期生とお水取りに行った記録を書いてみます。
奈良には春を告げる行事で東大寺のお水取り(修二会)があります。 ここ数年、毎年見に行く恒例行事になっていまして、今年も3月8日の土曜日に行ってきました。
今年は寒いしなぁ・・・行かなくても良いかなって思っていたら、三期生の子たちが、どこで知ったのか「お水取りは何ですか?」と聞いてきたので、結局行く事になりました。 ちなみに、二期生の子たちは、「寒いデスから行きません」と。。
夜は寒くなるから、必ず暖かい服を着て来なさいと、何度も言ったのですが、長袖Tシャツにジャンパーという毎度毎度の二枚仕様で来た二人組みです。
電車で近鉄奈良駅まで行ったのですが、ここでちょっとしたハプニングが。。 電車でお出かけするのは、もう三回目くらいですから、各自で切符を買わせてみました。 大丈夫だろうと高をくくっていたのが失敗のもとで、一人の子が料金を間違えて買っていたのです。 本来、西大寺駅から近鉄奈良駅までは、200円の二区間になります。にもかかわらず、彼は一区間の150円しか買ってなかったようで、奈良駅の改札でしっかり止められました。 最初、磁気がダメになったのかと思い、切符を確認すると、しっかり料金不足です。 私はすでに改札を出ていますから、向こうの料金精算機で、50円を入れて精算するように話しますが、彼はオロオロしています。 改札越しに落ち着かせて、50円を渡し「あそこに機械があるでしょ? そこに切符と50円を入れたら、違う切符が出てきます。それで大丈夫だから行って来なさい」と説明すると少し安心したようです。
こういうちょっとしたところで、各人の対応に違いが出てきます。
失敗があった時、落ち着いて対応できる子、オロオロする子、失敗が無かったことにしようとする子、理解できないふりをする子、様々です。
そのような各個人の性格を把握することは、技能実習を円滑に進めるために必要なことだと思っています。
–PART 2 — へ続きます。